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出雲のめのうについて

松江市玉造は太古からめのうの産地であり、近辺の古墳や遺跡からは勾玉が数多く発掘されています。

古代出雲王朝を統一したオオクニヌシノミコトは「6尺の勾玉を抱いた姿で埋葬された」という言い伝えも残っています。

「めのう」は赤、青、白、灰などの色があり、いにしえから高貴、富貴の象徴とされてきました。

勾玉の形になるまでには、原石の引きわりから細工まで、10工程もの複雑かつ根気のいる作業が行われ、製品によっては研磨から仕上げまでに1カ月を要するものもあります。

出雲地方は古代よりめのうの産地とされ、弥生時代から玉作りが行われてきました。 三種の神器の一つ『八尺瓊勾玉』は、出雲の玉造の里で作られたものと伝えられています。

出雲めのうの産地とされる花仙山(現在の島根県松江市玉造)は、「玉作山」という名で「出雲国風土記」に記されています。

特に、この地で採掘される青めのうは『碧玉』と呼ばれ、藍を帯びた深い碧色をした、高尚で渋みのある貴石です。 光にかざすと浮かび上がる、縞や斑紋は碧玉ならではの美しさといえます。

めのうは硬質のため、加工には熟練された高度な技術を要します。 原石の挽き割りから細工に至るまで、実に十工程もの根気のいる作業の末に仕上がります。

そのため、出雲のめのうで作られた勾玉や管玉などの装飾品は、古代日本では最も霊力の高い祭具だったとも考えられています。

神々の国出雲が生んだ青めのうには、今でも壮大なる古代の神秘が息づいています。

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